留学生がNYCで生き残る方法 Part 2:学業編

おかげさまで第1回目の記事がTwitterで好評いただいております。読んでくださった皆さま、ありがとうございました!

matatabinyc.hatenablog.jp

NYCのセラピー事情やその簡単な仕組みについてわかったかな?と思いますがいかがでしょうか。健康は学位サバイバル in NYC aka Gothamを駆け抜ける上でとても大事なことです。第1回目の健康面でのリソースを踏まえた上で、第2回目のこの記事では、学業にフォーカスして生きて卒業する方法をまとめようと思います。

学業はF-1ビザ留学生がガチで取り組まないといけないもの

F-1ビザっていうのは、留学生ほぼ全員が大学や大学院に進学するに当たって取得するビザですよね。このビザの目的は紛れもなく勉強することです。勉強しに行くためのビザなんですから。

アメリカで勉強頑張るんだ!と意気込んだところで、母国とアメリカで教育システムや勉強のスタイルが違うということで戸惑う人は多いことでしょう。それでどうやって勉強したら良いのかよくわからない、勉強がうまくいかなくて病んでいる、というのは留学生間でよく見られる光景です。いくらTOEFL iBT100点以上で十分な英語力があっても、文化の違いや背景知識がないことから授業についていけないと悩む留学生にはよく会いました。

大学側はそんな留学生をサポートしていく義務があります。だけど声を上げない留学生には誰も助けてくれないです。黙っていたら悩んでいるのか、うまく行っているのかわかんないですから。声を上げるためにも、大学内のアカデミックリソースを熟知しておく必要があります。

今回は留学生がよく抱える悩みトップ5をピックアップして、それぞれの悩みのときはどのように対処すれば良いのかを解説します。

悩み①:セオリーが難しくて全然理解できない

→教授のオフィスアワーに行きましょう。授業中にわからない、と言うのはなかなか勇気のいることですよね。教授と一対一で話すなら言えるでしょうか?優しい教授であれば、わからないことに対して親身になって教えてくれるはずです。なので教授のオフィスアワーに行きましょう。オフィスアワーの時間を生産的なものにするためにも、行く前にはわからない箇所や聞きたい質問ををきちんとリストアップしていきましょう。教授たちも暇ではありませんから。

教授がちゃんと教えてくれないというケースもあるでしょう。こちらが学費を払っているOR学科などで働いている限り、教授たちは教える責任があります。ないがしろにされるとかいう場合は、学科に密告したり、学期末の評価アンケートできちんとそれなりの評価を与える必要があると思います。

まぁNYCは移民と外国人の街なので、外国人に優しい人は多いです。外国人と関わるのにみんな慣れているんですよね。親が移民というケースとかも郊外に比べるとものすごく多いし。

悩み②:リサーチプロジェクトを始めるけど、Literature Reviewを書くための文献がうまく見つけられない

→図書館のLibrarian(司書さん)と予約を取りましょう。Librarianはリサーチのプロです。そのために彼らは図書館司書専門の修士号とかを持っているんです。どこの大学でもLibrarianと1時間程度のアポイントメントは取れると思います。文献探しで相談するべき人はLibrarianです。

ちなみにうちの大学はここから予約取れますよ。今は対面ではなく、Zoomとかの予約になりそうですね。

Ask a Librarian | New York University Division of Libraries

悩み③:アメリカ独特の文化的・歴史的背景がわからない

Wikipediaの日本語ページなどで良いので、全体像を理解することから始めましょう。なんとなく日本語で理解できるようになってきたら、英語で易しく書かれている信用できるサイトなどで知識を深めていくと良いかもです。

日本でインターとか行ってない限り、アメリカの細かな政治や歴史はわかんないですよ。だって教えられることがないじゃないですか。自分で勉強しろって?どこから勉強すれば良いんですか。

わかんないのが普通なんです。だからわからないものに出会ったときは、学ぶ良いチャンスなんです。わからないからと言ってネガティブになる必要はないんです。多くのことを知るチャンスが巡ったんですから。

わたしもアメリカ人学生99%のジャーナリズム学科で学部時代にサバイバルしましたけど、ウオーターゲート事件とか、モニカルインスキー不倫騒動とか、アメリカ人たちが普通に知っていそうなこと知らなくて恥を何十回もかいたものです。

Wikioediaはまぁ匿名で書けることから、信用性のあるソースとは言えませんが、触りの部分と全体像を理解するというのに限っては良いサイトだと思います。

悩み④:ペーパーのアイディアが湧いてこない

→教授のオフィスアワーまたはライティングセンターに行きましょう。"I would like to develop my peper topics. But now I have no idea what should I write."などと言えば良いのです。そしたらいろいろとアイディアをくれると思います。

悩み⑤:メンタルヘルスの問題を抱えていて、学業に集中できない。でも教授にはなかなか相談できない

→大学のDisabilityセンターに相談しに行きましょう。アメリカの大学にはどこもDisabilityセンターなるものがあります。

NYU:http://www.nyu.edu/students/communities-and-groups/student-accessibility.html

コロンビア:https://health.columbia.edu/content/disability-services

バルーク:https://studentaffairs.baruch.cuny.edu/student-disability-services/

Pratt:https://www.pratt.edu/student-life/student-affairs/learning-access-center/

フォーダム:https://www.fordham.edu/info/20174/disability_services

Disabilityセンターというのは、障害がある学生がAccomondationを得るために利用するオフィスです。分かりやすくいうと、車椅子の貸し出しとかもしているっぽいんですよね。メンタルヘルスもDisabilityにカウントされるそうです。試験を受けることができない、学業にフォーカスできないなどの場合、学生と教授の橋渡し的な存在になってくれます。詳しくはそれぞれの大学のサイトをご覧ください。

他にわからないこと、どんなオフィスに行ったら良いのかわからない、などという場合は、まずは自分のアカデミックアドバイザーにメールなり、会ったりなどして聞くのが良いですよ。しかるべき学内リソースに学生を繋げることもアドバイザーの大事な仕事のひとつですから。

リソースを熟知する、使いこなすことは、この修羅の街で生き抜いていくのにものすごく重要なことになります。大学の学費とは別にFeeを払うと思いますけど、そのFeeは学内リソースを使うためのお金なんですからね。例えば、Feeを払っているから、図書館のオンラインデータベースを使えたりするんです!

またまた長くなったので、今回はこの辺にしておきます。次回はインターンやオンキャンパスの仕事を得ることなどについてのNYCサバイバル術を伝授します!

f:id:matatabinyc:20200612120105j:plain

ゴッサム地下鉄マップのパズルを始めました。簡単だと思ったら難しい。。